【花嫁修行vol.5】井上呉服店に教わる浴衣の着付け
大正時代から続く井上呉服店に浴衣の着付けを教わります。
サラりと着物を素敵に着こなされている男性が三代目店主。「浴衣を持参するので格安で着付けを教えてください!」と、無茶なお願いをしたところ…「タタタねぇさんのお願いなら仕方ない。今回は着付け、お稽古代を特別に無料にしましょう!」と心意気まで男前な店主!
浴衣の着付けは外国語講師で外国人観光客の担当もされている假屋崎さんに教えてもらいます。
「よし、今日は一人で浴衣が着れるようになるぞー!」
「おー!」
1. 浴衣の着付け方
1.タオルで体型の補正(浴衣の筒型に合わせて体型を寸胴型に整える)
2.浴衣に袖を通し下から羽織って、えり先をそろえる。
3.えり先と、背中のセンターを引っ張り合ってキコキコキコと背中の抜き加減を決める。
(こぶし1個分が目安。その際に下着が見えないように注意する。)
4.右手側のパネルを体に添わせて左側に持ってきて前パネルの位置を決める。
残った左側の布地を左方に引っ張り前パネルの形を崩さないよう気をつけて右肘でホールド!
もう一度、両パネルをオープン!左側のパネルを体に巻き、上から右パネルを重ねる。
point 1
右パネルを入れる時に手首返し!をして中の生地を折っておくと足が引っかからなくなり歩きやすい。
point 2浴衣の縦のラインが裾広がりのAラインにならないようVラインにすることで足元が上品になります。
point 3右パネルのおはしょりの重なりを伸ばして胸の下に手をいれて三角形を作る。すると、おはしょりが四重に重なる部分が二重になってすっきりと仕上がる。
point 4身八つ口の脇に両親指で後ろからプッシュ、前四本指でプルして前後のシワ取りをする。通称:プッシュ アンド プル!を覚えておけば着崩れても安心!
假屋崎さんの着付けは外国人にもよく教えられているだけあり、ポイント、ポイントの言葉がリズミカルな英語で非常にわかりやすかったです。
お洒落にアレンジ!
帯を腰に巻く時にねじを加えたり、羽を出したり、折ったり、ねじったりして好きにアレンジを加えてみましょう!

まずは、お店の前で記念撮影☆
頑張って着付けをして喉が乾いたから、みんなでかき氷を食べて休憩。
※Deまちでは期間限定で竹村のかき氷研究所。という面白いかき氷屋さんが出店されています。
お肉屋さんで揚げたてのコロッケも買って、
涼む一同!
キメる一同!
テーマを作って、一人ずつ撮影しよう!
(ナチュラルに)
(はんなりと)
(かっこよく)
(しおらしく)
(さわかやに)
(やんちゃに)
(セクシーに…?)
最後までお付き合いいただき、
〜ご協力いただいたお店〜
きもの専門店・きものレンタル 井上呉服店
京都・出町に長きにわたり店舗を構え、和のトレンド、伝統文化、生活様式を三代にわたり見つめてきました。
〒602-0828 京都府 京都市上京区桝形通西入る二神町165(出町桝形商店街内)
電話:075-231-1565
写真撮影:北澤 凛
京都・伏見に生まれる。2015年 成安造形大学写真コース卒業。現在は同大学研究生として所属、作品制作を続ける。出町桝形商店街横のDeまちで写真教室「Deまち写真表現ラボ」をやっています。
今後のイベント情報はfacebookページタタタねぇさんの花嫁修業をチェーック!!